ニ ゴ イ
カッパ
kappa
フライフィッシングで出会える魚
右上・ニゴイの口はご覧のように下を向いています。体の下にある餌を食うのに適しています。
霞ヶ浦では4〜5月流入河川で産卵します。この時期は浅いところで尾鰭を出して産卵する姿を観察する事が出来ます。 フィシュイーターでフライやルアーの対象にもなります。姿はコイに似ていますが性格はより攻撃的です。口の形状が完全に底を漁る形をしているので本来は底を意識して餌を食べているのだと思います。 通常は、ストリーマーで、(出来ればサイトフィッシングで)狙います。 浅場でまったりしている個体を見つけられれば最高です。 産卵に上がった魚は、あまりフライに反応しませんが目線より下にゆっくり自然にプレゼンすれば口を使うようです。色々試しましょう。ファイトはコイのトルクだけのそれではなく、パワーとトルクのバランスがとれていて楽しめます。 最近はどこへ行ってもこの魚がいて、相手をしてくれます。汚染や環境の悪化に強い魚なのかもしれません。 |